この農法における最大の特徴は、地球が現在まで維持されてきた微生物の進化によるところを重点に置き、天然資材はもとより、微生物応用技術を最前線に考えております。つぎに微生物応用技術において述べます。
1.植物の細胞組織への浸透力が強く、微生物に酵素を加えると、短時間で植物中に浸透する。
2.微生物生成酵素の場合、加水分解、酸化還元酵素が作物の成長作用に刺激を与え、
好影響となる。
3.微生物培養液の生産工程で、酵母菌の醗酵生成物で特に核酸が威力を発揮して細胞分裂に寄与し、
分裂を促進することにより植物の発育を最大に良くする。
4.酵母の醗酵生成物中には、成長促進未知因子(U・G・F)と称する因子を多量に含み、植物の
成長に多大な効果を出すことが分かってきた。
5.各種微生物の生産するオーキシンなどの成長ホルモンが、植物の
成長に最大に貢献する。
6.一部微生物には、抗生物質が病原菌を抑える効果があることが分かってきた。
以上のように、「微生物を応用した農法」は避けて通れないこととなっております。
当社としても最大限に利用して前記の成果を出せるよう日進月歩努力しています。